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小名浜港(原油ドルフィン)

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年11月7日更新

原油ドルフィン  

原油ドルフィンに接岸するタンカー 原油
 原油ドルフィンは小名浜港第二西防波堤の東側にあります。延長360メートル、水深15.0メートルの設備を持ち、70,000重量トン級のオイルタンカーが接岸することができます。 巨大なオイルタンカーは、喫水が大きいため水深の浅い陸側の岸壁には接岸することができません。 そこで、原油ドルフィンは水深の深い沖合に設置され、巨大なオイルタンカーも荷役できるようになっています。ドルフィンとは、陸岸から離れたところに設けられる係船施設のことで、数個の杭で構成されています。 石油ドルフィンで降ろされた原油や重油は、海底のパイプラインを通って小名浜石油株式会社のオイルターミナルへ貯蔵されます。