海岸の情報 松川浦漁港海岸
印刷用ページを表示する 掲載日:2019年6月24日更新
3-2.松川浦漁港海岸
(1) 尾浜地区
松川浦漁港海岸(尾浜地区)では、まちを守る海岸堤防がH28年度に完成しました。堤防の背後には防災緑地を整備(相双建設事務所担当)しており、将来堤防を越える波が起きても堤防と防災緑地の両方(多重防御)でまちを守っていきます。また、堤防周辺の緑地公園や乗越え道路も完成し、2018年7月には、8年ぶりに、海水浴場がオープンしました。
※TP+7.2mとは高さを表現しており、東京湾平均海面より7.2mの高さを示している。
(2) 松川大洲地区
松川大洲地区海岸は東日本大震災に伴う津波の影響で海岸堤防と道路が被災し、約350m区間が決壊しました。2018年3月に、海岸堤防を含む道路工事が完了し、2018年4月に全線開通となりました。現在では、観光スポットの1つとして、ドライブやツーリングの方々が訪れると共に、復旧の状況を見学するために、行政機関や学生など県内外から多くの方が視察に来ています。
多数の建設機械による復旧工事 ~平成27年3月頃の様子~
写真は平成27年3月頃の工事状況を撮影したもので、たいへん多くの建設機械を投入し、復旧工事を進めています。写真手前から奥に向かって、ショベルカーやブルトーザーを用いて堤防の盛土工事を行っています。また、一部の区間では大型の杭打ち機よる地盤の改良工事を行っています。