ESCO事業
ESCO事業・・・(Energy Service Company の略)
ESCO事業とは、民間の持つ資金、経営能力等を活用し、光熱費の分析、改善、設備の導入から保守管理までを行うことで低コストで省エネルギー化を図る事業で1970年代にアメリカで始まった事業形態です。
四時ダムESCO事業は、新たに水力発電機を設置して発電を行うとともに、ダム管理所等の電気設備の省エネルギー化を図る事業で下記の事業効果が望めます。
- 小水力発電設備等の整備に関する県の初期投資が必要ありません。(ゼロ予算事業)
- ダム管理費の削減(施設の省エネルギー化)がはかれます。
- 契約期間(19年)終了後は、小水力発電設備等が県に無償譲渡され、その後の売電収入等のメリットをすべて県※が享受できます。
※ここで言う「県」とは、福島県・福島県企業局・いわき市水道事業者を指します。
【事業概要】
利 用 河 川 : 2級河川鮫川水系四時川(四時ダム)
最 大 出 力 : 470kw 年間発生電力量:275万kwh(一般家庭の760世帯分に相当)
最大使用水量 : 1.0m3/s
【経過】
平成25年1月 ESCO事業提案型募集要項等資料配布
3月 提案内容のプレゼンテーション及びヒアリング
最優秀提案を決定
11月 NK福島水力発電株式会社の設立
契約締結
再生可能エネルギー発電設備認定申請書 提出
12月 現地ボーリング調査
詳細設計開始
系統連係申込
平成26年9月 詳細設計完了
水利使用に関する河川法の許可申請提出
11月 (13日)起工式
平成27年3月 工事完了
4月 安全祈願祭・発電開始式
4月24日(金曜日) 福島県知事 (代理 副知事 畠 利行)、福島県議会議長 (代理 副議長 青木 稔 様)、いわき市長 清水敏男 様 をはじめ多くのご来賓、関係者出席のもと安全祈願祭、発電開始式を執り行いました。
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