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福島県火山噴火緊急減災対策砂防計画に関する情報についてお知らせします。

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年9月29日更新

火山噴火緊急減災対策への取り組みについて

 本県では、吾妻山、安達太良山、磐梯山、那須岳の4つの火山噴火緊急減災砂防計画を平成28年度まで策定しており、これらの火山が噴火した場合、降灰後の土石流や火山噴火型泥流に対して、緊急的にコンクリートブロックによる砂防堰堤等の設置を行うことになっております。そのため、平常時からコンクリートブロックを製作し備蓄することが必要なことから、令和4年度補正予算の防災・減災、国土強靱化5か年加速化対策により3火山3地区で、令和5年2月から順次、備蓄用コンクリートブロック製作工事を発注し工事を進めております。

福島県火山噴火緊急減災対策砂防計画について

火山噴火緊急減災対策砂防計画とは?

 火山噴火緊急減災対策砂防計画とは、火山噴火時に発生が想定される溶岩流、火山泥流、土石流等の土砂災害による被害を軽減するため、国および都道府県の砂防部局が策定するハード・ソフト対策からなる火山噴火時の緊急対応を定めた計画です。
 計画策定にあたっては、学識経験者や気象庁および都道府県や市町村などにより構成される検討会等により検討することとしています。

火山噴火緊急減災対策砂防計画を定める対象火山は?

 火山活動による社会的影響が大きく、火山活動が活発で、ハザードマップが作成されている全国29の火山を、当面の計画策定の対象としています。
 そのうち、福島県に影響のある火山は、吾妻山、安達太良山、磐梯山、那須岳(栃木県)の4火山となっています。

福島県における火山噴火緊急減災対策砂防計画の策定状況は?

 福島県の3火山(吾妻山、安達太良山、磐梯山)については、平成22年度から「福島県火山噴火緊急減災対策砂防計画検討委員会」により検討を行ってきました。
 
 吾妻山については、同委員会に設置された「吾妻山作業部会」による4回の検討を経て、平成25年1月に「吾妻山火山噴火緊急減災対策砂防計画」を策定しました。
 安達太良山については、同委員会に設置された「安達太良山作業部会」による4回の検討を経て、平成27年3月に「安達太良山火山噴火緊急減災対策砂防計画」を策定しました。
 磐梯山については、同委員会に設置された「磐梯山作業部会」による6回の検討を経て、平成28年3月に「磐梯山火山噴火緊急減災対策砂防計画」を策定しました。

 また、那須岳(栃木県)については、国土交通省関東地方整備局日光砂防事務所および栃木県県土整備部砂防水資源課が事務局となり、平成25年10月に「那須岳火山噴火緊急減災対策砂防計画」が策定されています。

 

 吾妻山火山噴火緊急減災対策砂防計画     (国土交通省東北地方整備局福島河川国道事務所へのリンク)

 安達太良山火山噴火緊急減災対策砂防計画  (国土交通省東北地方整備局福島河川国道事務所へのリンク)

 磐梯山火山噴火緊急減災対策砂防計画     (国土交通省北陸地方整備局阿賀川河川事務所へのリンク)

 那須岳火山噴火緊急減災対策砂防計画     (国土交通省関東地方整備局日光砂防事務所へのリンク)

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