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研究課題の概要

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年1月23日更新

林業研究センターで実施している研究概要  

林業研究センターでは、育林・病害虫防除・特用林産・木材生産等に関する試験研究を実施しています。

現在、取り組んでいる試験研究の概要は次のとおりです。

担当部 研究テーマ 研究内容 研究期間

森林環境部

キリ栽培省力化に関する研究 キリ栽培意欲向上に資するため、苗木の生産及び植栽から収穫までの手入れの軽減方法を検討する。

令和2年度~6年度

クロモジの持続的利用技術の実用化に関する研究

長期的な視点で精油採取効率と萌芽更新力を両立した採取技術手法の確立を目指し、一部の技術開発を地元事業者と共同で実施することで実用化を促進する。

令和6年度~8年度
海岸防災林の造成・管理技術に関する研究 海岸防災林の保育計画策定に必要な植栽木の生育状況等の情報を簡易に判断し、踏査を補助する手法を確立する。また、生育不良となっている造成地の改善方法やマツに変わる樹種の選定を行う。 令和6年度~10年度
ドローン空撮画像を用いたナラ枯れ被害木の早期発見方法の開発

ドローンを活用し、枯死木や穿入生残木を効率的に探索し地上調査を支援する手法の確立を目指す。

令和6年度~8年度

​コナラ等立木の汚染実態に関する研究

コナラ立木の各部位(外樹皮、内樹皮、辺材、心材)の133Cs濃度を測定し、137Csとの比により比較する。施肥や落葉除去による材の137Cs濃度推移を調査する。

平成30年度~令和7年度

コナラ等立木への放射性セシウム移行要因等に関する研究

落葉層や土壌中の137Cs及び133Csを測定し、コナラ各部位(葉、樹皮、材)との比を比較する。また、落葉除去の有無による土壌交換態セシウム量を測定し、落葉層から土壌層への137Cs供給量を評価する。

平成30年度~令和7年度

コナラ等広葉樹の利用促進に関する研究

添加資材(速効性硫酸K肥料、遅効性コーティングK肥料、ケイ酸加里肥料、もみ殻くん炭)ごとの林地の土壌交換性K濃度の変化と持続時間を調査する。

平成30年度~令和7年度
林産資源部 食用きのこ類の優良品種選抜 ナメコ等食用きのこ類において、新たなオリジナル品種の開発に取り組むとともに、きのこの価値向上に向けて味や健康に関与する成分の分析を実施する。

令和5年度~9年度

ふくしまほんしめじ栽培技術の開発と優良品種選抜 本県のオリジナル品種であるホンシメジについて、生産の省力化、増収化を含めた安定生産技術を開発するとともに、自然栽培に適した新品種の選抜を行う。

令和3年度~7年度

スギ大径材の強度特性等の把握と有効な活用方法の検討 大断面製材品の乾燥時の内部割れ等により、強度や耐火性能に及ぼす影響が懸念されることから、内部割れ等の欠点を非破壊検査で簡易に調査する手法を検討する。

令和5年度~9年度

広葉樹小中径材利用拡大方法の検討

かつてはシイタケ原木として利用されていた県産広葉樹小中径材の効率的な加工方法の検討や試作品の性能測定を行い新たな製品化をを目指す。

令和5年度~7年度

きのこの放射性セシウム移行メカニズムに関する研究

培地組成の異なるシイタケ菌床を用いて栽培試験を行い、発生した子実体の137Cs濃度を比較する。

令和5年度~9年度

きのこ類の放射性セシウム汚染対策に関する研究

県内20カ所に原木露地シイタケの試験地を設置し、発生した子実体の137Cs濃度等を調査する。

令和5年度~9年度

山菜類の放射性物質汚染動態の把握と汚染低減対策

タケノコの137Csと地下茎深度、採取箇所の落葉層及び土壌の137Cs量、土壌交換性K濃度等を測定する。

令和5年度~9年度

 

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