侵入調査事業
令和5年度侵入調査事業で本県が調査している病害虫(30種)
近年、温暖化等による気候変動、人やモノの国境を越えた移動の増加に伴い、病害虫の侵入・まん延リスクが高まっており、国内未発生又は我が国の一部のみに発生している重要病害虫が、万が一国内未発生地域に侵入した場合、農業生産に重大な損害を与えたり、農産物の輸出を阻害するおそれがあります。植物防疫法に基づき、これらの重要病害虫が本県に侵入した場合に早期に発見し、速やかに的確な防除を実施できるよう、国と協力し、本県では以下の病害虫(30種)の侵入を警戒しています。
農作物に見慣れない病害虫被害が発生していたら、病害虫防除所又は最寄りの農林事務所(農業振興普及部・農業普及所)にお知らせください。(周知用資料:生産者の皆様へ [PDFファイル/1.24MB])
【害虫】
※県内6か所でフェロモントラップによる調査を実施した結果、8月9日に1か所でトマトキバガの誘殺が確認されました(令和5年度特殊報第1号 [PDFファイル/891KB])。
※令和5年度フェロモントラップによる調査結果 [PDFファイル/565KB]
※夏秋トマト施設内を調査した結果、9月21日に1か所でトマトキバガによる被害を初確認しました(令和5年度病害虫防除情報 [PDFファイル/322KB])。
※植物防疫法第29条第1項の規定に基づくトマトキバガの防除について、今後は適用農薬のみを使用することになりました。このため、特殊報第1号に掲載した被害が想定される作物を対象とした表2~5の農薬は、本種に使用できなくなりましたので、注意してください(令和5年11月28日付け5消安第4912号、消費・安全局植物防疫課長通知 [PDFファイル/288KB])。
- ウリミバエ [PDFファイル/180KB]
- クインスランドミバエ [PDFファイル/187KB]
- チチュウカイミバエ [PDFファイル/157KB]
- コドリンガ [PDFファイル/150KB]
- Meloidogyne enterolobii [PDFファイル/139KB]
- バナナネモグリセンチュウ [PDFファイル/145KB]
- コロンビアネコブセンチュウ [PDFファイル/135KB]
- コロラドハムシ [PDFファイル/122KB]
- ジャガイモシストセンチュウ [PDFファイル/196KB]
- ジャガイモシロシストセンチュウ [PDFファイル/180KB]
- カンキツネモグリセンチュウ [PDFファイル/158KB]
- テンサイシストセンチュウ [PDFファイル/187KB]
【病害】
- Columnea latent viroid
- Pepper chat fruit viroid
- トマト退緑萎縮ウイロイド
- Tomato apical stunt viroid
- Pepino mosaic virus [PDFファイル/171KB]
- Tomato brown rugose fruit virus
- Tomato mottle mosaic virus
- Tomato leaf curl New Delhi virus
- Thecaphora solani
- ジャガイモやせいもウイロイド [PDFファイル/221KB]
- ジャガイモがんしゅ病菌 [PDFファイル/160KB]
- 火傷病菌 [PDFファイル/153KB]
- Xylella fastidiosa [PDFファイル/1.46MB]
- イネミイラ穂病菌等その他国内未発生のイネの病害虫
- スイカ果実汚斑細菌病菌 [PDFファイル/238KB]
- ウメ輪紋ウイルス [PDFファイル/152KB]
各病害虫の説明ページは農林水産省webサイト「我が国が特に侵入を警戒している病害虫の特徴」(外部サイトへリンク)から抜粋しています。
説明ページのない病害虫については、植物防疫所webサイト「植物検疫ギャラリー(侵入を警戒している主な病害虫」(外部サイトへリンク)をご覧ください。
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