ラウンド農ふくしまWeb-センター通信(R6トピックス)-
令和6年度 トピックス
アスパラガスとの日々
こんにちは。作物園芸部品種開発科です。
品種開発科では、水稲、イチゴ、アスパラガス、リンドウ、カラーの新しい品種を開発しています。今回は、アスパラガスの品種開発について紹介します。
開発の目標は3点。
1 品質に優れる(太い、緑色が強い、穂先が締まっているなど)品種
2 収量が多く採れる品種
3 病気に強い品種
これらの目標を満たすアスパラガスの新しい品種を開発するため、日々、朝から晩までアスパラガスと向き合っています。
アスパラガスの萌芽 福島県育成品種「ふくきたる」
↑この若芽が食用となります 目指せ!この色、姿
畜産研究所に酪農新牛舎が完成
畜産研究所では、大規模酪農経営に対応した試験研究を行うため、新しい牛舎を建設しました。
5月29日に旧牛舎からの引っ越しが完了し、6月より本格稼働しました。
新しい牛舎では、人の手を介さず牛乳を搾ることができる搾乳ロボットや、牛の乳量に応じて飼料の量を自動で調整して給与まで行う自動給餌機のほか、牛の首に装着したセンサーにより個体管理ができるなど最新のシステムが導入されました。
今後、新しい牛舎に導入された各システムが、牛の状態や乳量などにどのような影響を与えるかを調査していきます。
これから搾乳(乳搾り)です 自動給餌機稼働中
アグリカレッジ福島 学生実習の様子
農業短期大学校(愛称:アグリカレッジ福島)では、1学年42名、2学年55名の計97名の学生が水田、野菜、果樹、花き、畜産の5経営学科で学んでいます。
6月になり、1学年も学校生活に慣れて、実習を中心に農業に関する多くのことを学んでいます。
今回は、学校での実習の様子を写真で紹介します。
なお、学校の様子はホームページ(https://www.prer.fukushima.lg.jp/sec/oshirase.html)でも随時発信しておりますので、ぜひご覧ください。
会津地域研究所大田植え
令和6年5月21日に会津地域研究所の「大田植え」を実施しました。
「大田植え」では、水稲の特性評価や会津地域に適した品種の選定を目的に、本県等で育成した品種・系統を、一筆の水田に多くの品種を植えるため、田植えは手植えで行います。
今回は、当研究所職員だけでなく、会津農林事務所、ハイテクプラザ会津若松技術支援センターや農業総合センター本部から19名の応援を受け、計40名一丸となって丁寧に植え付けを行いました。
出来秋が楽しみです!