超音波機器を用いた肉質診断支援が実施されました!
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年1月12日更新
12月23日にJA会津よつば、県の各関係機関が連携し、当管内の肉用牛肥育農家を巡回し、超音波機器を用いた肥育牛の生体肉質診断を行いました。
肉質診断は、健康診断で実施されるエコー検査と同様に超音波により生体のまま肥育牛の脂肪交雑の状況を診断する機器です。早い時期に脂肪交雑の状況を確認することにより、出荷時期やその後の飼養管理法について検討することができることから、経営面でとても参考になるものです。
今回は2戸を巡回し、34頭の肉質を診断しましたが、良好な脂肪交雑が期待できるものが数多く確認され、一安心というところです。
畜産研究所では、肉質診断による肉質判定結果と食肉センターでと畜された牛の枝肉の肉質(画像)データを集積、解析し、診断結果からと畜された際の肉質をビジュアル化する研究に取り組んでおり、今回の測定結果もデータとして集積されることになります。
当農業普及所では、当管内における肉質向上に向け、今後も肉質診断の実施を支援してまいります。
測定前の牛