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畜産技術研修会が開催されました!

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年12月20日更新

 11月29日(金)福島県農業総合センターにおいて畜産技術研修会が開催され、酪農家や各関係者約50名以上が出席しました。

 最初に、「安全・安心そして高品質な生乳生産を目指して~生乳の異常風味を体感しよう~」と題して、(株)明治の東日本酪農事務所 遠藤倫彦課長を講師が講演を行いましたが、牛乳の異常風味と呼ばれるものは6種類あり、異常風味は牧場や冷蔵庫、生産工場等のどこでも発生する可能性があるとのことで、今回は、チーズ臭さや腐敗臭がある「ランシッド臭」やアイスの棒のような「自発性酸化臭」、「麦芽臭」、「果実臭」、「牛舎臭、薬品臭」等の牛乳の異常風味を体感しました。異常風味は冷蔵庫や牧場、生産工場等のどこでも発生しやすいため、常に注意することが大切です。

 2つめの講演は「徹底した経営管理による家族経営から大規模法人への発展」と題して、安達農業普及所の片倉主査が実際に研修を行った宮城県の酪農家の事例について報告がなされました。牛の管理については中国から技能実習生を迎え入れて搾乳作業や子牛の育成管理等を行っており、初産牛は北海道の十勝市場から導入しているそうです。
 常に最新の技術情報を収集することを意識づけることや経営に合わせた技術の導入を行ったことで、経営発展に繋がったと説明がなされました。

 今回学んだことを生かし、今後も支援していきます。

試飲の様子実際に試飲したボトル数遠藤課長の講演片倉主査の講演

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