バイヤーツアーで福島牛の安全・安心についてPRを行いました!
県産農産物のブランド力強化による販路拡大を目的に、本県を訪れる観光客を受け入れる宿泊施設や飲食事業者を対象とした産地視察・説明会であるバイヤーツアー(畜産編)が、11月6日(水)に会津地方の畜産関係施設において開催されました。
当日は、午前中に三島町において農業法人が運営する会津地鶏の飼育施設や食鳥処理施設を視察し、午後からは会津坂下町において農業法人が運営する牛肉加工施設を視察、その後、当管内の喜多方市熊倉町にある株式会社五十嵐ファームを視察しました。
五十嵐ファームは、肉用牛の子牛生産から育成、肥育まで行う繁殖・肥育一貫経営で、当管内でもモデル的な存在であり、昨年は第59回福島県農業者において最上位の農林水産大臣賞を受賞されました。
当ファームでは、代表者から経営概要等を説明していただき、牛舎内で実際に繁殖牛や子牛、肥育牛の飼養管理状況等を確認いただきました。
その後、当普及所の職員が牛の出荷前等に飼養管理状況の安全性を確認するために実施する飼養状況調査に係る給与飼料や飲水等の放射線量測定のデモンストレーションを行い県産牛の安全・安心をアピールしました。
会津地方における畜産関係施設の視察を終えたバイヤーの皆様は、その後、郡山市に向かい、福島県食肉流通センターにおいてセリ場や枝肉保管庫を視察、夜には郡山市内のホテルにおいて県産の畜産物を使用したオリジナルメニューを試食していただき、商談会へ出席いただきました。
今回のツアーが、本県畜産物の風評払拭につながることを期待して止みません。