スーパーアイミートによる生体肉質診断が実施されました!
印刷用ページを表示する 掲載日:2019年12月14日更新
10月30日に農業総合センター畜産研究所がJA会津よつばと連携し、当管内の肉用肥育農家を巡回し、スーパーアイミートによる肥育牛の生体肉質診断を行いました。
スーパーアイミートは、健康診断で実施されるエコー検査と同様に超短波により生体のまま肥育牛の脂肪交雑の状況を診断する機器です。早い時期に脂肪交雑の状況を確認することにより、出荷時期の検討やその後の飼養管理法を検討することができることから、経営面でとても参考になるものです。
今回は8戸を巡回し、約45頭の肉質を診断しましたが、脂肪交雑が期待できるものが数多く確認され、一安心というところです。
なお、今年度、スーパーアイミートの検査機器が最新式に更新されたため、モニターが鮮明になったり、データの保存時間も短縮されるなど、より機動力が高まりました。
畜産研究所では、スーパーアイミートによる肉質判定結果と食肉センターでと畜された牛の枝肉の肉質(画像)データを集積、解析し、スーパーアイミートの診断結果からと畜された際の肉質をビジュアル化する研究に取り組んでいます。今回の測定結果も、データとして集積されることになります。
当農業普及所では、今後もスーパーアイミートによる肉質診断の実施を支援してまいります。