喜多方市塩川町において牧草地の除染事業を実施しています!
印刷用ページを表示する 掲載日:2019年9月21日更新
喜多方市塩川町では、原発事故以降放射性物質による汚染により、利用が出来なくなった牧草地があります。
このうち、公共牧場の扇ケ峰牧野9.5haについては、平成29年度に福島県営農再開支援事業により放牧地の除染(更新)を実施し、翌平成30年に7年ぶりに放牧を再開しました。
しかし、現在でも利用を中止している個人所有の牧草地があります。
これらの牧草地は、生産者の意向を踏まえ、今年度利用再開に向けて、福島県営農再開支援事業により6.8haを除染(更新)を実施することになりました。本年6月に工事を着工し、現在、播種に向け播種床の整備が行われています。
今回の除染(更新)は、優良草種へ変換することを目標の1つとしており、オーチャードグラス、チモシー、イタリアンライグラス、アカクローバについて、県奨励品種を選定し、混播する計画しています。
当普及所は、牧草の成長を待って、次年度に放射性物質に関するモニタリング検査を実施し、牧草の安全性を確認することとしています。