扇ケ峰牧野で今年度3回目の放牧衛生検査を実施しました!
印刷用ページを表示する 掲載日:2019年7月26日更新
喜多方市塩川町駒形地区にある扇ケ峰牧野は、4月17日に開牧し、放牧再開2年目を迎えました。7月8日、本年度3回目の放牧衛生検査を実施し、放牧牛の健康状態を確認しました。
梅雨の合間降雨も心配されましたが、スムーズに放牧牛を集畜場に追い込み、順番に採血や健康状態のチェック、サシバエやダニ等の外部寄生虫を忌避する薬剤を牛の体に塗布しました。
検査の結果、疾病への感染は確認されず栄養状態も良好であることが確認されました。
また、今回は糞便中の寄生虫の有無を検査するための糞便採取や血液中のセシウム含量を検査する採血も行いました。
繁殖ステージ等の関係から10頭が下牧しましたが、新たに5頭の仲間を迎え入れ、これからは12頭で過ごすことになります。
頭数が減り寂しくなりましたが、来月には新しい仲間を迎える予定になっています。
同牧野での放牧は10月末まで継続する予定となっており、放牧衛生検査を月1回実施し、放牧牛の健康状態を継続して確認していきます。
今後も放牧牛の健康が維持され、生産性の向上につながることを願っています。