西会津町で農業用ドローンの実演会が開催されました!
6月21日に西会津町さゆり公園ふれあい広場で西会津町主催の農業用ドローン実演会が開催されました。
実演会は、町の農業者や関係者約40名が参加し、会津地方で農業用ドローン農薬散布等を実施している株式会社カネダイ(本社:会津坂下町)がドローンの構造や特性の説明とテストランを実施しました。
また、当普及所からは、利用に関する指針、注意点等を説明しました。
グラウンドを水田にみたてた実演では、離陸→飛行→水の散布→着陸の一連の操作がなされ、障害物を回避したり、ほ場の外縁部では低速になり、散布量が均一に散布されたり、薬剤等が不足した場合は、記憶した離陸地点まで自動で戻ってくる様子に、参加者は驚きや歓声が上がっていました。
ドローンはGPS対応で、ほ場の位置を事前に計測しておくと、操作はほぼ自動で行われ、操作はいたって簡単なそうです。
農薬散布の場合、従来の手散布(動力噴霧器)と比較すると所要時間は1/5近くで、作業を委託する場合の価格は、1,000~1500円/10aプラス薬剤代とのことです。
参加者からは、簡単な操作で短時間で薬剤散布が可能であれば、炎天下に自分で作業するより、安上がりで良いのではとの意見も出されました。
現在、ドローンによる農薬等の空中散布は、国及び県の指針に基づき、あらかじめ散布計画を届け出することになっています。
詳しくは、当普及所または県農業総合センター安全推進部までお問い合わせください。