水田メガファーム実証事業で水田センサーを設置しました!
印刷用ページを表示する 掲載日:2019年7月10日更新
当普及所では、水稲の大規模経営体(水田メガファーム)の育成に向けて、低コスト化及び省力化を図るとともに、高収益化を実現するため、「ふくしまアグリイノベーション実証事業」を、昨年度から喜多方市内の農業法人をモデル経営体として実施しています。
6月28日には本事業の一環として、水田センサーの設置を行いました。
水田センサーは、水田に設置し、水稲の栽培に必要な水位・水温、気温、湿度を自動で計測するシステムです。計測したデータは専用のアプリからいつでもどこでも確認が可能であるため、水の見回りにかかる時間の削減とともに、計測した水温、気温、湿度等のデータを元に最適な栽培管理や水管理が可能となり、品質・収量の向上につながることが期待されます。
水田センサーは、喜多方市内5カ所の水田に設置しました。本体及びセンサーの設置は1カ所あたり5分程度で終了しました。
昨年、当地区は夏期の高温・小雨により水稲生産は大きな被害を受けたことから、水管理の関心が高く水田センサーへの期待は大きいです。
なお、実証事業における成績の途中経過等については、随時、お知らせします。