スーパーアイミートによる生体肉質診断が実施されました!
印刷用ページを表示する 掲載日:2019年6月25日更新
5月30日、6月3日に農業総合センター畜産研究所がJA会津よつばと連携し、当管内の肉用肥育農家を巡回し、スーパーアイミートによる肥育牛の生体肉質診断を行いました。
スーパーアイミートは、健康診断で実施されるエコー検査と同様に超短波により生体のまま肥育牛の脂肪交雑の状況を診断する機器です。早い時期に脂肪交雑の状況を確認することにより、出荷時期の検討やその後の飼養管理法を検討することができることから、経営面で非常に参考になるものです。
今回は2日間で8戸を巡回し、約80頭の肥育牛の肉質を診断しましたが、脂肪交雑の期待できるものが数多く確認され、一安心というところです。
畜産研究所では、スーパーアイミートによる肉質判定結果と食肉センターでと畜された牛の枝肉の肉質(画像)データを集積、分析し、スーパーアイミートの診断結果からと畜された際の肉質をビジュアル化する研究に取り組んでいます。今回の測定結果も、データとして蓄積されることになります。
当農業普及所では、今後もスーパーアイミートによる肉質診断の実施を支援してまいります。