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水稲メガファーム現地実証ほで「密播苗」の田植えが行われました!

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年6月20日更新

 当普及所では、水稲の大規模経営体(水田メガファーム)の育成に向けて、低コスト化及び省力化を図るとともに、高収益化を実現するため、「ふくしまアグリイノベーション実証事業」を、昨年度から喜多方市内の農業法人をモデル経営体として実施しています。
 実証ほでは、「密播」導入による育苗の省力・低コスト化や水田センサーを活用した水管理の省力化、さらに、収量・食味センサー付きコンバインと情報通信システムを活用した収穫・乾燥作業の見える化等について検討を行っています。
(「密播」とは、苗箱に種子を高密度に播種し、多くの苗を育てて移植する技術です。)
 5月23日、喜多方市塩川町能力地区の実証ほ場にて、「密播」苗の田植えが行われました。
 実証ほで田植作業にかかる作業時間等を調査した結果、密播は慣行区に比べて使用苗箱数は3割減、苗の補給回数は5割減となり、余裕を持った作業が可能となりました。
 今後、本実証ほ場の生育状況等を調査するとともに、水田センサーによる水管理の省力化について検討する予定です。 なお、成績の途中経過等については、随時、お知らせします。

密播苗の田植え作業移植された苗の状況苗の比較

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