リンドウ栽培講習会を開催しました!
印刷用ページを表示する 掲載日:2019年5月22日更新
4月5日、喜多方市熊倉町において、リンドウ栽培講習会を開催しました。
今回は、生産者7名が参加しリンドウが萌芽するまで(4月中旬)に行うべき管理を中心に説明を行いました。ポイントは3つ、(1)排水対策、(2)肥培管理、(3)病害虫防除です。
(1)東北地方の向こう1カ月の天気予報では気温が低くなり、降水確率が高くなるとのこと。まだ雪が残っていたり、排水が悪い圃場では、降水量が多いと病気が発生するので、積極的な融雪処理、排水対策の実施について確認しました。
(2)極早生、早生品種は芽が出てから開花までの生育期間が特に短いので、短期間に草丈を確保するため適切な肥培管理が重要で、追肥の時期が遅れないようにすることを確認しました。
(3)リンドウの主要害虫であるリンドウホソハマキの発生を減らすため、萌芽前に残茎を取り除くこと。次に、ダニ等の害虫の棲み家となる雑草を早めに除草することを再確認しました。
最後に、今年度は、生産者間の連絡を密に取り、定期的に圃場も巡回しようとの意見が出され、リンドウ生産者の意気込みがさらにパワーアップした講習会となりました。