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放牧再開2年目に向け着々と準備が進んでいます!

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月19日更新

 原発事故後、放射性物質の影響により放牧を休止していた喜多方市塩川町駒形地区の扇ケ峰牧野は、福島県営農再開支援事業の活用により除染作業が行われ、昨年6月に7年ぶりに放牧が再開されました。

 昨年は、除染作業後の牧草の定着を考慮し、開牧時期を6月1日に遅らせましたが、本年度は放牧再開2年目を迎えたことから、早期の開牧を計画し、4月上旬から肥料散布作業や有刺鉄線の設置作業を開始しました。

 昨年は7年ぶりの放牧再開でもあり、運営主体である喜多方市牧野組合の組合員のみの利用で、11頭での開牧となりましたが、本年度は肉用牛飼育農家にも利用の幅を広げ、昨秋に当普及所を中心として利用意向調査を実施したことから、肉用牛の利用希望が増え賑やかな開牧を迎えることが期待されます。

 牧草の放射性物質検査や放牧予定牛の健康状態の確認等を進め、無事に4月17日の開牧を迎えることができるよう、牧野組合の活動を引き続き支援してまいります。

有刺鉄線の設置作業肥料散布作業

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