落花生機械化体系実証ほの実績検討会を開催しました!
印刷用ページを表示する 掲載日:2019年3月6日更新
会津地方における落花生の産地再生に向け、加工業者及び関係機関を構成員とする連携会議を立ち上げ、栽培に関する情報の共有と定期巡回等による指導体制の強化を図るとともに、本年度は西会津町の松尾地区において実証ほを設置し、機械化体系の実証を行いました。
実証ほでは、シーダーマルチャーによるマルチ~播種作業の省力化、及び収穫機による収穫作業の省力化の検討を行いました。
2月14日(木曜日)には、実証ほにおける実証結果をもとに実績検討会を開催しました。
検討会では実証結果について説明し、その結果をもとに意見交換を行いました。今回使用した両機とも実用性が高いと評価されました。また、マルチについては、黒以外のもので生育が早く、収量が上がることが確認されました。
実証ほで実際に作業を行った農業者からは、播種機は省力効果が高くたいへん良かったが、除草に手間がかかったとの報告がなされました。
水稲と落花生の組み合わせによる経営シュミレーションも行いましたが、今後、落花生の栽培面積の拡大を図るためには、機械体系の導入が必要であり、共同利用や、集荷業者等が取得しての貸出など、その手法について検討していく必要があるものと考えています。
なお、本年度収穫された「会津産落花生」はスーパーや農産物直売所等でお買い求めいただけますので、是非御賞味ください。