「ふくしまから はじめよう。「食」と「ふるさと」新生運動」意見交換会が開催されました!
県では、「ふくしま農林水産業新生プラン」で掲げた基本目標「“いのち”を支え未来につなぐ新生ふくしまの『食』と『ふるさと』」の実現に向け、農林漁業者、県民、関係機関・団体等が一体となり、「食の安全・安心運動」、「生産再生運動」、「風評払拭・消費拡大運動」、「情報発信運動」の4つの運動を柱として、県段階に推進本部、県内7カ所の農林事務所単位に地方推進本部を設置し、各種活動を展開しております。
会津地方推進本部では、11月15日に会津若松市内で推進本部会議と意見交換会を開催しました。
意見交換会では、「新規就農者の受入と推進体制」をテーマとして、NPO法人ゆうきの里東和ふるさとづくり推進協議会前理事長の武藤一夫氏の基調講演、及び新規就農者3名の意見発表が行われました。
基調講演では、武藤氏御自身の農業経営の概要、定住者の受入や農家民宿の取り組みなど、むらづくりに関するこれまでの経緯、さらには新たな取り組みであるワイン醸造の概要など、地域を挙げて取り組むむらづくりについて、興味深いお話をお聞きすることが出来ました。
新規就農者の意見発表では、3名の新規就農者が出席、当管内からは、喜多方市塩川町でミニトマトやニンジンなどを栽培されている小島潤さんが出席され、就農までの経緯や経営の概況、今後の抱負などについて、熱い思いを発表されました。
さらに、昭和村からは、「かすみの学校インターンシップ事業」について、喜多方市からは新規就農者を対象とした4つの支援事業、会津農林事務所からは、県の「就農者・担い手確保対策」について説明がなされました。
地方推進本部では、今回、発表がなされた内容等を構成員で共有し、スムーズに新規就農できるような環境整備に努めてまいります。