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扇ヶ峰牧野が閉牧しました!

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年11月9日更新

 喜多方市塩川町の扇ケ峰牧野は、原発事故以降、放射性物質により牧草地が汚染され、休牧を余儀なくされました。
 昨年度、牧野組合員の念願が叶い、福島県営農再開支援事業により牧草地の除染(更新)作業が行われ、本年6月から放牧が再開、乳用牛や肉用牛が広々とした牧野でゆっくりとした時間を過ごしてきました。

 秋も深まり降雪を前にして、10月31日に閉牧を迎えました。
 牧野では8頭の放牧牛達が、名残惜しそうに広大な放牧地を後にしました。
 放牧期間中、繁殖管理スケジュール等により放牧牛の入退牧がありましたが、大きな事故もなく無事に閉牧に至ることが出来ました。
 定期的な巡回による放牧牛の監視や毎月の衛生検査の実施など、牧野組合や関係機関の皆さんの御努力の賜だと思っています。たいへん御苦労様でした。
 放牧牛が退牧した後は、降雪に備え牧柵の有刺鉄線を外し、地面に落とす作業を行い、冬を待つことになります。
 来年度は、放牧再開2年目となり、雪解け後、早い時期に開牧できるよう、引き続き支援してまいります。

 なお、猪苗代町の町営牧場でも、同日、閉牧となり放牧牛が放牧場を後にしました。
 当管内からも肉用牛が放牧されていましたが、1回りも2回りも成長し無事退牧することが出来ました。たいへんお世話になりました!

名残惜しそうな牛達牛の捕獲作業牛の積み込み作業

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