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未除染牧草地詳細調査に関する研修会に参加しました!

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月30日更新

 原発事故以降、放射性物質の汚染により使用できなくなっていた牧草地の再生に向け、各種事業や東京電力の損害賠償等により牧草地の除染(更新)作業を進めてきました。
 しかし、7年が経過しても未だに未除染の牧草地が存在するため、県では耕作者の利用再開に向けた意向を確認しながら、福島県営農再開支援事業を活用し、除染を進めているところです。
 当管内では、昨年度に喜多方市塩川町の扇ケ峰牧野の除染を実施し、本年6月から放牧を再開したところですが、ほかの未除染牧草地についても、耕作者が利用再開を希望していることから、除染の実施が待ち遠しい限りです。

 また、県内各地で未除染牧草地の除染についての要望が寄せられたことから、平成31年度に除染事業が円滑に実施できるよう、本年度中に対象となる牧草地の詳細調査を実施し、除染作業の可否や工法等の検討を行うこととしています。

 こういった状況を踏まえ、10月22日、安達郡大玉村の未除染牧草地において未除染牧草地の詳細調査に係る研修会が開催され、当普及所の職員も参加しました。
 研修会では、牧草地での放射線量の測定方法や傾斜度の測定方法、土壌中の石れきの確認方法等について研修しました。
 今後、今回の研修内容を踏まえ、来年度に除染事業が速やかに実施できるよう、個々の牧草地について詳細調査を実施してまいります。

放射線量の測定土壌中の石れきの確認

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