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高病原性鳥インフルエンザ防疫演習が実施されました!

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月26日更新

 高病原性鳥インフルエンザは、鶏などの家きん類にA型インフルエンザウイルスが感染する病気で、高い致死率と伝播性から、ひとたびまん延すれば、鶏肉、鶏卵の安定生産と供給を脅かし、個々の農家の経営のみならず、養鶏業界全体に甚大な影響を及ぼします。このため、家畜伝染病予防法において法定伝染病に指定され、公的に防疫措置を講ずることが定められています。
 10月19日に会津家畜保健衛生所及び現地において、高病原性鳥インフルエンザ防疫机上演習及び現地演習が行われました。
 演習は、「会津管内の養鶏場において高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認された。」との想定で、その後の防疫措置が迅速かつ円滑に防疫措置が実施できるよう、飼養している鶏の殺処分や埋却、さらには鶏舎の消毒等に必要となる作業人員や資材等の積算について机上演習を行いました。
 また、現地では、通行規制の道路封鎖地点や作業員の着替え等で必要となるテントの設置位置の確認をはじめ、死亡鶏の搬出、埋却等に必要となる重機や車両の数などをシュミレーションしました。
 これからの季節は、渡り鳥が飛来する時期であり、高病原性鳥インフルエンザの感染に対し、特に、注意が必要となる季節を迎え、関係機関と連携し、野鳥や小動物の鶏舎への侵入防止及び消毒の徹底などを指導してまいります。

現地で収集した情報を整理し対策本部へ送信

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