落花生収穫機の現地検討会を開催しました!
印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月19日更新
会津地方における落花生産地の再生に向けては、新規作付けの推進はもとより、既作付者の面積拡大を進めていく必要があります。
当農業普及所は、落花生栽培における作業の省力・軽労化を目的に、西会津町松尾集落に現地実証ほを設置し、機械化技術の実証し、に向けた検討を行なっています。
5月に播種作業の省力化を目的に、マルチ張りと播種作業を同時に行う播種機の実証を行いました。
10月15日、実証ほ場においてラッカセイ収穫機による収穫作業の省力化について現地検討会を行いました。
検討会では、当普及所から実証ほにおける取組の概要等について説明を行った後、掘り取り、土落とし、反転作業を一体的に行うラッカセイ収穫機の実演を行いました。
落花生の生育は旺盛でしたが、掘り取り作業は、詰まり等の問題もなく、順調に1畝(1.2a)を3分前後で行うことが出来ました。
また、畝を覆っていた生分解性マルチ機械へ絡みつく事も心配されましたが、これも問題なく作業することが出来ました。
参加された皆さんからは、「掘り取りの速度が速く、土もきれいに落とされており、省力化が期待される」との感想が寄せられました。
今後、一連のデータを取りまとめ、実績検討会を行う予定です。
実証の成果は、広報誌等でお知らせしてまいります。