水田メガファーム実証ほで収穫作業の実演を行いました!
印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月17日更新
当農業普及所は、米価の低迷や農地集積に対応できる水稲大規模経営体(水田メガファーム)の育成に向け、今年度から喜多方市塩川町においてICTや先進技術を活用した低コスト化、高収益化、省力化技術の実証を行っています。
10月9日、「ICTを活用した収穫・乾燥システム」の現地検討会を開催しました。
今回の技術実証は、ほ場管理システムにより収量と食味のセンサーが内蔵されたコンバインと乾燥機を連動させ、収穫・乾燥作業の「見える化」を行い、収穫・調製作業の合理化を検討します。
また、得られた収量・食味データは、次年度の肥培管理等に活用し、生産性及び品質の向上に繋げる予定です。
検討会では、収量・食味センサーを搭載したコンバインにより収穫された籾が、水分やタンパク含有率にもとづき仕分乾燥されるシステムの実演と意見交換を行いました。
今年度は、苗箱に種子を高密度に播種し、播種・育苗管理作業の省力・低コスト化を図る「密播」の実証及び水管理の省力管理を図る水田センサーの実証も行っています。
今後、これらのデータを取りまとめ実績検討会を行う予定です。
実証の成果は、広報誌等でお知らせしてまいります。