扇ヶ峰牧野で第4回衛生検査を実施しました!
印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月9日更新
喜多方市塩川町駒形地区の扇ケ峰牧野は、昨年度、牧草地の除染事業に取り組み、今年の6月に7年ぶりに放牧を再開しましたが、早いもので4ヶ月が経過しようとしています。
夏の暑さも去ろうとする9月18日に、月1回放牧牛の健康状態を確認する第4回放牧衛生検査を実施しました。
今年は夏場に高温の日が続き、放牧牛への影響や牧草の夏枯れ等が心配されました。
日中、牛達は暑い時間帯は庇陰樹の下で暑さをしのぎ、8月末から適度な降雨があり、牧草の生育も良好となり、今回の検査においても外部寄生虫による疾病への感染や、栄養不良牛等は確認されませんでした。
今回、管理スケジュールの関係から2頭が下牧し、放牧牛は8頭となりました。
秋雨により緑濃くなった牧草を食み、眼下に広がる黄金色に輝く稲穂の絨毯を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしています。
扇ヶ峰牧野での放牧は、残り一ヶ月余りとなりましたが、放牧牛が事故なく放牧期間を満了できるよう、引き続き支援してまいります。