JA全農福島乳質環境改善コンクール地方審査会に出席しました!
印刷用ページを表示する 掲載日:2018年9月13日更新
JA全農福島県本部は、毎年、生乳の乳質と牛舎環境の改善に対する意識の高揚を目的に、乳質環境改善コンクールを行っています。
本コンクールでは、酪農家が生産した生乳の「乳質審査」と牛舎や搾乳施設を対象とした「環境審査」が行われます。
9月4日、喜多方市内の酪農家6件を巡回し、「環境審査」が実施され、当普及所の職員も審査員として参加しました。
審査は、生乳処理施設の審査から始めます。
牛から生乳を搾るミルカーや搾った生乳を保管するバルククーラーが洗浄され清潔に保たれているか、室内が整理整頓されているかなどを確認します。
次に牛舎で、搾乳牛が乳房炎にならないために、搾乳時の衛生管理や検査等が適正に行われているか、牛舎内部が清潔に管理され、牛が快適な環境で飼育されているかを確認します。
また、牛舎の外回りで堆肥が適切に管理されているか、肥料や農薬が適切に保管されているかなども確認します。
最後に獣医師の診療記録やバルククーラー・ミルカーの点検整備の記録、農薬・肥料の使用量等の記録が、チェックシートに適切に記入されているかを確認します。
今回の審査の結果、概ね適正に管理されていることが確認されましたが、本コンクールを契機に、さらに改善を進めていただければと思います。