平成30年度第1回喜多方地域農業普及推進懇談会を開催しました!
農業者や有識者、関係機関の意見・要望等を農業普及指導活動に反映させ、より一層の効率化を図るため、年2回農業普及推進懇談会を開催しています。
本年は8月22日に第1回懇談会を開催し、本年度の普及指導活動の基礎となる普及指導計画について御意見をいただくとともに、普及指導課題「園芸産地の生産力強化」及び「ゆるぎないアスパラガス産地の生産力強化」に関連し、喜多方市山都町のJA会津よつばのアスパラガス選果場及びアスパラガス、ミニトマトの生産ほ場において現地での普及指導活動の経過等について御検討いただきました。
アスパラガスの生産ほ場では、生産者から本県のオリジナル品種であるハルキタルが土地に合っていることやアスパラガスは他の品目に比べ労力を抑えながら規模拡大が出来ることなどについて説明がなされ、本年度新たに設置した簡易雨よけハウスでの栽培状況についても調査しました。
また、ミニトマトの生産ほ場では、生産者から作業性や販売単価の関係等から6月定植の遅植え体系を選択していること、選果、パック詰め作業に労力を要するため、規模拡大に向けては共同選果場の設置が不可欠であることなどの説明を受けました。
今回の懇談会は、大変暑い中での開催となりましたが、現地において当地域の主力品目であるアスパラガスやミニトマトの生産状況を御確認にただいたほか、渇水対策等につても活発な意見交換がなされるなど、大変有意義な会議となりました。委員の皆様には大変お疲れ様でした。
なお、2月には第2回懇談会を開催し、今年度1年間の普及指導活動の実績について御検討いただくとともに、次年度の普及指導計画(案)について御意見を頂くこととしております。