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タラノメの研修会を開催しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月24日更新

 平成30年7月5日、喜多方市慶徳町において6名の生産者が参加し、タラノメの研修会を開催しました。

 喜多方地域では、冬季~早春に出荷するタラノメの促成栽培が行われています。
 しかし、生産者の多くは水稲や夏秋きゅうり等も生産しており、夏期の防除作業が負担になっています。
 タラノキは6月頃からカミキリムシが発生し、防除が遅れると、タラノキが枯死し、改植が必要となります。
 このため、当農業普及所では防除の省力化とカミキリムシ被害の軽減に向けて、昨年度からタラノキの微生物農薬(商品名:バイオリサ・カミキリ)について現地調査を行っています。
 
 本研修会では、微生物農薬の設置方法や効果等について説明を行うとともに、昨年度の調査結果をを交えて意見交換を行いました。

 調査に協力いただいた生産者からは、「防除作業が楽になった」「5年でタラノキを改植していたが、もっと長持ちさせたい」などの意見が出されました。
 また、参加した生産者からは、「防除作業が楽になるのは魅力的」、「費用面が気になる」など期待を込めた意見が寄せられました。

 今後、カミキリムシの発生やタラノキの枯死率など防除効果に関する調査を継続し、省力的防除技術の導入を目指します。

研修会の様子設置した微生物農薬

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