喜多方市環境にやさしい農業推進協議会の視察研修が開催されました!
印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月11日更新
喜多方市では、生産者、消費者、学識経験者、農業関係団体、行政機関を構成員とする喜多方市環境にやさしい農業推進協議会を設置し、調査活動や意見交換等を通じ、環境保全型農業の普及・定着を推進しています。
同協議会では、6月29日(金曜日)に有機栽培やひめさゆり米の栽培など環境保全型農業に力を入れている熱塩加納町の加納小学校を訪れ、子供達の豊かな心、社会性、主体性の育成を目的に市内の全小学校で実施している「農業科」の取り組みを視察しました。
当日は、地元の生産者と(株)全農ビジネスサポートの担当者が講師を務め、田んぼや田んぼの生きものについての授業や、田んぼでの生きもの採取、さらには「ころばし」による除草作業の体験が行われ、協議会員も田んぼに入り子供達の体験をサポートしました。
参加した児童からは、「たくさんの生きものが見つかって楽しかった」「去年よりころばし作業が上手に出来た」等の感想が寄せられました。
その後、学校給食の栄養士の先生から、地元の安全な食材を使用し、食品添加物の少ない調味料の使用や塩分の使用を最小限とした週5回の米飯給食の取り組みについて説明を受け、実際に試食をさせていただきました。
同校では、9月の稲刈り時にも田んぼの生きもの調査や餅つきが予定されており、同協議会としてもこれらの活動を支援していくこととしています。