扇ヶ峰牧野で放牧牛の衛生検査が実施されました!
印刷用ページを表示する 掲載日:2018年6月29日更新
喜多方市塩川町にある扇ヶ峰牧野は、原発事故の影響から休牧が続いていましたが、昨年度実施した放牧地の除染(更新)事業により利用可能な状態となり、本年6月1日に7年ぶりに放牧地の利用が再開されました。
放牧開始から約3週間が経過した6月20日に放牧中の牛の健康状態を確認するため会津家畜保健衛生所を中心として放牧衛生検査が実施されました。
衛生検査では、牛の健康状態の確認や採血等が必要なため、集畜施設へ牛を誘導する必要があります。広大な放牧地に放たれた11頭の牛を集めるには苦労するものと考えていましたが、喜多方市牧野組合の組合員の皆さんの手慣れた誘導により、短時間で集畜施設へ集めることが出来ました。
その後、所定の作業が行われ予定どおり検査を終了させることが出来ました。
今後も、事故や疾病の発生がなく放牧が継続されることを期待して止みません。