特定家畜伝染病防疫演習が実施されました
印刷用ページを表示する 掲載日:2017年11月21日更新
11月13日(月曜日)に会津坂下町農村環境改善センターを会場として、各市町村、県、JAの畜産担当者をはじめ陸上自衛隊、警察署、さらには建設業協会の担当者の皆さんなど幅広い御出席により、会津・南会津地方合同の特定家畜伝染病防疫演習が開催されました。
今回は、特定家畜伝染病の中でも、渡り鳥が飛来するこれからの時期に発生が心配される鳥インフルエンザの防疫をテーマとして、午前中には鳥インフルエンザのこれまでの発生状況や特徴、発生した場合の初動対応、防疫作業等に従事する場合の注意事項等について説明を受けました。
午後からは、会津地方での鳥インフルエンザの発生を想定し、隣接する駐車場に模擬農場や埋設地、殺処分前後に防護服脱着等を行うテント等を設置、発生農場での疑似患畜の殺処分と搬出や蔓延防止のために主要道路に設置される消毒ポイントにおける消毒方法等について実際に体験しました。
鳥インフルエンザについては、もちろん発生しないことが一番ですが、万が一発生した場合には疑似患畜確定後24時間以内に殺処分、72時間以内には埋却を完了させなければならないことから、日頃より今回のような演習を繰り返すことが非常に大切なことだと感じました。