会津の棚田応援キャンペーン 第1回「上堰棚田」
印刷用ページを表示する 掲載日:2023年12月4日更新
🐸棚田の中で生き物と触れ合う🐸
棚田の保全はもちろんですが、小学生との生き物調査や昆虫図鑑を作ることで里山への関心を持ってもらう活動をしています。
上堰棚田には2016年につくられたビオトープがあります。
様々な水生生物を観察することができ、6月ごろになるとビオトープの上に張り出した木々の枝に泡のようなモリアオガエルの卵がたくさん見られるそうです!
ここは子供たちが長靴で水の中に入って観察できるように浅く作られています。
2023年夏にはビオトープ周辺で虫取りゲーム大会が行われました。
昆虫を捕まえると希少さに応じて点数がつき、捕まえた昆虫を「ミニ図鑑 本木・早稲谷の昆虫」と同定するとさらに点数が加算されます。
優勝者は絶滅危惧種2類のナミゲンゴロウの幼虫を見つけたお子さんでした。このビオトープでも数回幼虫が見られただけの希少種だそうです!
その他にも、地元の小学生が生き物調査の授業をビオトープで行うなどの活動が行われています。
生き物調査の様子
生き物調査で捕まえたビオトープの生物たち
これらの生物は本木・早稲谷 堰と里山を守る会が制作した「ミニ図鑑本木・早稲谷の昆虫」に載っています。図鑑には、本木・早稲谷で見られる昆虫が170種以上紹介されています。