2 内容
台帳は、以下の4種類とします。
1. 基礎台帳(施設概要等)
(1) 施設の基本的な諸元のうち、必要最低限として下記のような内容について記載します。
ア 施設概要(位置・規模・能力)
イ 財産関係(造成事業・管理者)
ウ 水利権(河川・水量・期限等)
エ 施設管理(体制・基準等)
(2) 施設の状況写真を掲載します。
(3) 位置図、構造図については、今回の台帳では整備しません。
(必要に応じ、既存の資料を利用します。)
2. 管理台帳(補修履歴等)
(1) 故障事故履歴(時期・内容)について記載します。
(2) 補修更新履歴(事業・内容・費用)について記載します。
(3) 記載の対象は、通常の維持管理にかかるものは除き、対象額はおおむね100万円以上としますが、必要に応じ施設管理者の判断により記載するものとします。
3. 診断評価台帳(点検・診断結果)
(1) 点検・一次診断の最新の結果について記載します。
(2) 二次診断の最新の結果について記載します。
(3) 評価基準により総合評価を行い、結果について記載します。
4. 更新計画台帳(予防保全(補修)、更新計画)
(1) 設備毎の評価結果と劣化状況について記載します。
(2) 適切な施設の更新時期を見据えて、更新計画(今後の方針)について記載します。
(3) 今後の方針に基づき、予防保全、更新等の年次計画(管理計画)について記載します。
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