ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 農村振興課 > 田んぼダム技術検討会議

田んぼダム技術検討会議

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年10月14日更新

福島県多面的機能支払推進協議会田んぼダム技術検討会議

 「田んぼダム」の取組は、多面的機能支払制度を活用し、地域で共同活動を行う組織で実施することが考えられます。このため、福島県多面的機能支払推進協議会に、専門的な知識を有する学識者、土地改良区、市町村及び県の関係者で構成される「福島県多面的機能支払推進協議会田んぼダム技術検討会議」を設置し、「田んぼダム」の取組が分かりやすく、取組導入の検討材料とできる資料として、洪水被害軽減モデルや技術マニュアルの作成を進めています。

令和4年度 第1回田んぼダム技術検討会議(令和4年5月17日)

 令和4年5月17日に令和4年度 第1回田んぼダム技術検討会議が開催されました。
 洪水被害軽減モデルの考え方や技術マニュアルの記載項目等について議論しました。洪水被害軽減モデルについては、流域治水プロジェクトが設定される水系のうち本川へ接続する支川、洪水被害が想定される地域で、田んぼダムに取り組んだ場合にどの程度洪水被害が軽減されるのかシミュレーションを行い、その効果を可視化することになります。また、技術マニュアルについては、田んぼダムの仕組み、洪水防止機能の強化方法、堰板の加工方法や落水口設置の手順、水管理等の項目を記載し、農家等が理解しやすいマニュアルを作成していきます。

令和4年度 第2回田んぼダム技術検討会議(令和4年7月21日)

 令和4年7月21日に令和4年度 第2回田んぼダム技術検討会議が開催されました。
 洪水被害軽減モデル作成に係るシミュレーションの条件、田んぼダム技術マニュアルの記載内容などについて検討を行いました。洪水被害軽減モデルについては、河川計画1/30確率雨量を想定した既存の浸水想定区域図を用いて、田んぼダムの取組による貯留量の条件を変えてシミュレーションし、可視化します。また、技術マニュアルについては、田んぼダムを実施するための排水調整器具の種類や特徴、それらの器具を自ら設置する際の施工方法、取組に当たっての留意点などを記載します。

令和4年度 第3回田んぼダム技術検討会議(令和4年9月13日)

 令和4年9月13日に令和4年度 第3回田んぼダム技術検討会議が開催されました。
 洪水被害軽減モデルについては、第2回検討会議において検討された田んぼダムの貯留水位毎にシミュレーションを行い、浸水面積や浸水量の軽減効果を可視化した結果を確認しました。シミュレーションの条件が分かるように模式図を記載することや、浸水が軽減された箇所の土地利用状況を判別できるように航空写真を用いるなど修正点について検討が行われました。
 田んぼダム技術マニュアルについては原案を確認し、分かりやすい言い回しや表現への修正、田んぼダムの概要が分かる一問一答の記載の追記など意見が出されました。
 これらの意見を踏まえて、既案の見直しを行い、資料の完成を目指します。

ご意見お聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

※1 いただいたご意見は、より分かりやすく役に立つホームページとするために参考にさせていただきますので、ご協力をお願いします。
※2 ブラウザでCookie(クッキー)が使用できる設定になっていない、または、ブラウザがCookie(クッキー)に対応していない場合はご利用頂けません。