水産動物の種苗の生産及び放流並びに水産動物の育成に関する基本計画について
印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月10日更新
策定の経緯
東日本大震災及び原子力災害により中断を余儀なくされた福島県の栽培漁業を再構築するため、水産動物の種苗の生産及び放流並びに水産動物の育成に関する基本計画を策定いたしました。
前回策定した計画は平成22年度で終了しました。その後、平成23~27年度の計画を策定すべく準備を進めていたが、東日本大震災により、種苗生産施設が壊滅的被害を受け、策定することが困難となり、未策定となっておりました。今回、種苗生産施設復旧の目途が立ったことから平成29~33年度の5か年の栽培漁業基本計画を策定したものです。
主要事項
- 水産種苗研究・生産施設(仮称)を、平成30年度中の開所を目標に相馬市に再整備するとし、種苗生産体制が整うまでは、県は放流用種苗の確保にかかる取組を支援する。
- 栽培漁業が沿岸資源の維持・増大に寄与するよう、自然適応能力が高い種苗の生産を推進し、放流手法の改善等必要な技術開発に努める。
- 親魚を獲り残して再生産を確保する資源造成型栽培漁業を推進する。
- 放流種苗が他県まで回遊する広域種については、当該広域種が分布する海域において国、関係機関又は団体との役割分担を検討し、効率的な種苗生産及び放流体制の強化に努める。
- 新たな栽培漁業対象種として可能性を検討するため、6種(アイナメ、イシガレイ、キツネメバル、クロソイ、マコガレイ、シロメバル)を栽培漁業研究対象種として研究に取り組むこととする。
- 栽培漁業を推進する水産動物と目標は以下のとおりとする。
本文(平成29年6月20日策定)
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