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第3回大豆・麦・そば生産振興セミナーを開催しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年3月30日更新

第3回大豆・麦・そば生産振興セミナーを開催しました

「第3回大豆・麦・そば生産振興セミナー」について写真を中心に紹介いたします。

主なテーマ
「大豆・小麦の加工に適する特性、大豆「里のほほえみ」展示ほ等」

日時:平成30年3月22日(木)13:00~15:00
場所:福島県農業総合センター
参加人数:約80名(生産者、関係機関、市町村、JA等)
主催:福島県
共催:福島県農業協同組合中央会、全国農業協同組合連合会福島県本部

講演の様子

宮崎氏

福島県味噌醤油工業協同組合の専務理事宮﨑様に「味噌や醤油に適した大豆・小麦」と題して講演していただきました。

全農佐藤氏

JA全農大豆・特産課の佐藤様(上)、JA全農東日本麦類農産事業所の坂口様のお二人に「大豆情勢について」に関して講演していただきました。

全農坂口様

JA全農東日本麦類農産事業所の坂口様の講演の様子

全農山田氏

  JA全農福島米穀課の山田様より「福島県産「里のほほえみ」の生産計画について」と題して講演していただきました。

永井技師

県からは、相双農林事務所農業振興普及部の永井技師から「そうま地方の大豆生産と「里のほほえみ」展示ほについて」と題して発表しました。

丹治科長

県農業総合センターの丹治科長から「大豆の安定生産に向けて」と題して発表しました。

「豆腐の試食」

豆腐

当日は、参加者の皆様に、県産「タチナガハ」と「里のほほえみ」で作られた豆腐の試食を行っていただきました。
丸い容器が「タチナガハ」、四角の容器が「里のほほえみ」でした。

○試食の結果○
品種外観硬さ食感甘み味・風味買いたい
里のほほえみ49.2
タチナガハ0.7-0.60.60.10.250.8

※外観、硬さ、食感、甘み、味・風味は、基準とした「里のほほえみ」との比較で、数字が大きいほど差があることを示す
※買いたいは、%を示している

「里のほほえみ」を基準とし、「タチナガハ」の評価をしていただきました。
外観と食感は「タチナガハ」が勝り、硬さは「里のほほえみ」が勝る、甘みと味・風味はそれほど違いがない結果となりました。
どちらの豆腐を買いたいですかという質問に対しては、ほぼ同数の結果となりました。
この結果からは、「里のほほえみ」と「タチナガハ」のどちらの豆腐もそれほど大きな違いはないという評価であったと思われました。
新品種「里のほほえみ」は現在の主力品種「タチナガハ」と同様に豆腐原料として活用いただけるものと期待されます。
御協力いただいた皆様、ありがとうございました!!