福島県の新しいお米「福、笑い」
福島県の新しいお米「福、笑い」
「福、笑い」のプロフィール
「福、笑い」は品質及び食味が優れる品種を目指し、福島県が14年の歳月をかけて開発し、令和3年産米から一般栽培を開始しました。
本県のトップブランド米として位置づけ、生産者及び生産量を限定して推進し、高価格帯での販売を目指しています。
また、「福、笑い」という名称は、「福、笑い」を手にした方に、笑顔が訪れるようなお米になってほしいとの思いを込め、命名されました。
1 育成経過
平成18年 |
品質及び食味が優れる品種の開発を目指し、 母「新潟88号」×父「郡系627」を交配 |
平成23年 | 郡系982の系統番号を付与 |
平成26年 | 福島40号の地方番号を付与 |
平成26~29年 | 奨励品種決定調査 |
令和元年 | 県の奨励品種に採用 |
令和2年 |
ブランド名を「福、笑い」と決定 品種名「福笑い」として品種登録出願 |
2 「福、笑い」の特徴
〇大粒で強い甘みと香りを持ち、やわらかめに炊き上がる特徴を持つ品種です。
食味は「コシヒカリ」並との評価を得ています。
〇草丈が短く、倒れにくく、いもち病にかかりにくいなど栽培しやすい品種です。
収量は「コシヒカリ」並~やや優ります。
3 普及対象地域
県内の平坦地域(300m以下)
4 育成機関
福島県農業総合センター(福島県郡山市)
生産者の皆様へ
「福、笑い」は令和3年産米から一般栽培を開始しておりますが、品種特性を十分に発揮した高品質・良食味の米を確実に確保するため、「福島県オリジナル米生産販売推進本部」が認定・登録した『研究会』が生産することとしております。
『研究会』の認定・登録について定めた「『福、笑い』生産に係る登録制実施要綱」については、こちらのページをご覧ください。
「福、笑い」の作付を希望される方は、JAや集荷業者、最寄りの県農林事務所・農業普及所へお問い合わせください。
〔「福、笑い」生産販売戦略〕
令和6年度から令和8年度までの中期的な戦略を策定しました。
(1)「福、笑い」生産・販売戦略(令和6年度~令和8年度) [PDFファイル/2.15MB]
(2)「福、笑い」生産・販売戦略(R6~R8年度)(概要版) [PDFファイル/729KB]
〔生産者向けパンフレット〕
「福、笑い」専用HP
県では、「福、笑い」専用HPを作成し、「福、笑い」の生産、販売促進状況などについて、タイムリーにご紹介しております。
こちらのページをご覧ください。
「福、笑い」通信
「福、笑い」通信では、「福、笑い」研究会の活動や「福、笑い」に関する県の取り組みを定期的に発信していきます。
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