ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 精神保健福祉センター > うつ病と自殺について 「高齢者の自殺を防ぐために」

うつ病と自殺について 「高齢者の自殺を防ぐために」

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

高齢者の自殺を防ぐ

心の支援

 ○ふだんからよいコミュニケーションをこころがける

 ⇒世間話や昔話など、気軽に話ができる関係を作っておきます。
 日常生活では、できなくなったことよりも、できていること、できるようになったことに目をむけ、一緒に喜ぶようにします。

うつ病を見逃さない

 ○うつ病を見逃さないこと

 ⇒「身内や友人が亡くなった」「体の病気(軽いものも含む)が続いている」といった場合は元気がなくなるのは当然ですが、それだけうつ病になりやすい状態ですので、とくに注意します。

  「体の訴え(痛い、だるいなど)が続いている」
  「『自分の病気は治らない』と悲観的になる」
  「簡単な家事も『自分にはできない』と手をつけようとしない」
  「かぜを引いてからずっと寝込んでいる」
などが手がかりとなります。うつ病が疑われるときは、前述したチェックリストなどで確認し、医療機関受診を勧めます。

協力体制を組む

  ○サポートの評価と協力体制

 ⇒特に、家族、友人、近所づきあい、ヘルパーなどの支援者等の対人交流について、付き合いの様子を具体的に把握します。
 うつ病やアルコール依存などの精神疾患が疑われるときのほか、孤独な時間が長い、身体疾患などで生活の困難が大きいなどの場合、十分に情報交換して、協力体制を組みます。
 もちろん、医療機関とも密に連携を取ります。精神科に抵抗がある場合は、まずかかりつけの内科などで相談してみます