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うつ病について 「うつ病との付き合い方」

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年12月1日更新

うつ病との付き合い方

患者さんへ

1,うつ病は「必ず良くなる」ことを信じましょう。

2,主治医の指示により、薬はきちんと飲みましょう。

3,心と身体をゆっくり休ませましょう。休むのが仕事! 中途半端な休養ではなく、仕事や家の中の雑事から離れてのんびりしましょう。旅行やスポーツは疲れを伴いますので、あまり良くありません。

4,重大な決定は先延ばしにしましょう。 今は、あまり考えるのはやめましょう。「退職しようか」「学校やめようか」「離婚した方が良い」などという考えが浮かんでも、決定は先に延ばしておきましょう。

5,つらいからといってお酒に逃げるのはやめましょう。 かえって酒にのまれて、依存してしまうことがあります。

6,再発させないため疲労をためこまない工夫をしましょう。 肩の力を抜いて、決して頑張らない。人に頼りましょう。

家族の方へ

1,うつ病は「病気」であることを理解しましょう。 「気の持ちよう」で何とかなるものではないのです。

2,「励まし」よりも、温かく見守ってあげましょう。 うつ病の患者さんは、「頑張りたいけど頑張れない」状態なので、あまり励まされるとかえってつらくなるものです。

3,原因を追及しすぎない。 うつ病などの原因は、はっきりわからないことも多いものです。原因を追及することで、問題解決につながれば良いのですが、家族関係がギクシャクしてしまっては仕方ありません。

4,重大な決定は先に延ばすように勧めましょう。 うつ病の患者さんは、マイナス思考になりがちです。、重大な決定は、できるだけ先延ばしし、良くなってからゆっくり考えるように勧めましょう。

5,ゆっくり休める環境づくりに配慮しましょう。

6,受診や服薬が続けられるようサポートしましょう。