福島県
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A1 たばこの煙に含まれる有害物質には様々ありますが、3大有害物質は、ニコチンとタールと一酸化炭素です。 ニコチンは、依存性があり、たばこをやめにくくする原因となる物質です。 また、中枢神経の興奮を生じさせ、心拍数の増加、血圧上昇、末梢血管の収縮などの影響を及ぼします。 タールは発がん物質で、肺がんをはじめ多くのがんを引き起こします。 一酸化炭素は、赤血球のヘモグロビンと結合して、酸素の運搬を阻害します。 たばこの煙には、約4000種類以上の化学物質が含まれ、約50種類の発ガン物質も含まれています。 がんをはじめ循環器、呼吸器の病気、歯周病や胎児の成長障害など多様な健康障害の原因となります。 また、たばこを吸わない人が漂っているたばこの煙を吸わされる受動喫煙によっても、喫煙者と同じ健康への影響があります。