令和7年度県北保健福祉事務所難病医療相談会(パーキンソン病)を開催しました
令和7年度県北保健福祉事務所難病医療相談会(パーキンソン病)を開催しました
症状と上手に付き合うコツを学び、同疾患をお持ちの方とその御家族の交流を図ることを目的に、医療相談会を開催しました。
今年度は、パーキンソン病で治療されている方、御家族にご参加いただきました。
また、会場を伊達地域と安達地域に分けて各会場で開催いたしました。
会場・開催日時・参加者
会場 |
(1)伊達中央交流館 |
(2)安達公民館 (安達地域) |
---|---|---|
開催日時 |
令和7年7月8日(火) |
令和7年7月10日(木) |
参加者 (内訳) |
15名 患者様・ご家族12名、 難病ボランティア2名、 支援者1名 |
28名 患者様・ご家族24名、 難病ボランティア3名、 支援者1名 |
内容
1 講話 薬剤師によるパーキンソン病治療薬のお話「パーキンソン病のお薬について」
講師 (1)保原薬局 梁川店 薬剤師 佐藤 敬 氏
パーキンソン病薬の服用方法と管理方法について、分かりやすくご講話いただきました。
(2)医療法人落合会 東北病院 薬剤師 笠原 達也 氏
パーキンソン病の特徴やお薬服用の注意点などを含め、分かりやすくご講話いただきました。
どちらの先生からも、治療方法は確実に進歩しているため、主治医とよく相談して治療してくことがとても大切であるとのお話がありました。
2 交流会
いくつかのグループに分かれて、悩んでいる症状や療養生活での工夫についてなどについてお話しいただきました。
同じ疾患をお持ちだからこそ、日ごろ抱えている悩みを共有する場となり、有意義な交流会とすることができました。
〈伊達地域 交流会の様子〉
〈安達地域 交流会の様子〉
3 県北保健福祉事務所からの情報提供
当所職員より、更新手続きについてや難病に関する相談窓口について、災害時の備えについての情報提供を行いました。
アンケート結果
今回の医療相談会に御参加いただいた方には、参加してみてのアンケートにお答えいただきました。
その結果は以下のとおりです。
Q 講話「パーキンソン病のお薬について」はいかがでしたか
Q ほかの患者さんや御家族との交流会は有意義でしたか
アンケート結果より、講師からの講話・交流会ともに役立った・有意義だった以上の回答が得られ、満足度の高い医療相談会となりました。
Q 今後、相談会で聞きたいことやご意見がありましたらご記入ください。(自由記載)
- いろいろな話が聞けてパーキンソン病について理解を深めることができた。
- これまでで一番わかりやすく目で見てもわかりやすい資料だった。
- 病気とうまく付き合っていくことが大切であり、同じ病気の人と話せたことで自分ひとりじゃないと思えた。