福島県東日本大震災子ども支援基金給付金事業
福島県東日本大震災子ども支援基金給付金
東日本大震災により、保護者が死亡または行方不明となった児童(孤児・遺児)に対する支援事業を行っています。
平成23年12月の福島県議会において、東日本大震災ふくしまこども寄附金を基金に積み立てる、基金条例が議決され、平成23年12月28日付けで公布されました。
この基金から、東日本大震災で、保護者が死亡または行方不明となった児童(孤児・遺児)に対して、生活及び修学を支援するための給付金を給付する事業を実施しております。
事業の概要
1 対象者 東日本大震災により保護者が死亡または行方不明となった児童
2 給付期間 大学等卒業までの期間
給付金額
1 月額金
未就学児童 |
月額(孤児:30,000円、遺児:20,000円) |
小学生・中学生 |
月額(孤児:40,000円、遺児:30,000円) |
高等学校等に在籍する学生 |
月額(孤児:50,000円、遺児:40,000円) |
大学及び専門学校等に在籍する学生 |
月額(孤児:60,000円、遺児:50,000円) |
2 一時金
小学校入学時給付金 |
30,000円 |
小学校卒業時給付金 |
50,000円 |
中学校卒業時給付金 |
100,000円 |
高等学校卒業時給付金 |
300,000円 |
給付金給付状況(令和6年3月31日現在)
給付実人員 199人 総給付額 788,590,000円
令和5年度給付金給付者数(令和6年3月31日現在)
(単位:人)
未就学児 | 小学生 | 中学生 | 高校生 |
大学・ |
計 |
0 | 5 | 16 | 19 | 26 | 66 |
申請方法
給付対象となる方は、手続きをご案内しますので、下記窓口にお知らせください。
受付窓口(問合せ先)
福島県 保健福祉部 こども未来局 こども・青少年政策課
電話:024-521-7198
Fax :024-521-7747
メールアドレス:kodomoseisaku@pref.fukushima.lg.jp
・東日本大震災子ども支援基金給付金給付要綱 [PDFファイル/159KB]
「ふくしまこども寄附金」による新たな支援について(平成24年12月)
皆さんには福島の子どもたちのために「ふくしまこども寄附金」にご寄附をいただき、厚く感謝申し上げます。
寄附金につきましては、震災孤児・遺児が社会人となるまでの生活及び修学の支援のため活用させていただいているところですが、ご寄附をいただいている皆さんから、福島の子どもたち全体へ支援したいとのご要望を多数いただいております。
本県では原子力災害により県内全域で子どもたちが被災し、未だ放射線量を気にした不自由な生活が続いております。このため、震災孤児・遺児への支援に加えて、支援の対象を県内全域の子どもたちへと拡大し、子どもたちが笑顔になり夢を諦めることなく将来へ希望を持って逞しく成長できるよう、新たな支援を行うことといたしました。
平成24年12月県議会で「福島県東日本大震災被災児童支援基金条例」の改正が議決され、条例の名称を「福島県東日本大震災子ども支援基金条例」と改めるとともに、下記の5つの視点(※)で県内の子育て支援団体等が行う事業に対し、ふくしまこども寄附金を活用して、補助を行うことといたしました。
平成25年度以降も、5つの視点に合致する事業に取り組み、福島の子どもたちの成長を様々な面から支援しておりますので、これまで寄附をいただいた皆さん、並びに、今後寄附をお考えの皆さんには、新たな支援に対する趣旨のご理解を賜りますとともに、本県への継続的なご支援をよろしくお願い申し上げます。
(※)新たな支援の5つの視点
1 被災・避難等により不便を強いられている子どもへの支援
2 子どもたちの将来につながる取組
3 子どもたち及び保護者が元気になる取組
4 子どもたちのふるさと福島への愛着心を醸成する取組
5 子どもたちの本県復興への参画
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