ユウガオによる食中毒にご注意を!
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年9月9日更新
令和6年8月29日、会津保健所管内で、ユウガオによる食中毒が発生しました。
ユウガオとは?
- ユウガオは、ウリ科の夏野菜で、かんぴょうの原料として使用されるほか、煮物やみそ汁の具材として食べられています。
- まれに、ユウガオの果実に、苦味成分(ククルビタシン類)が多く含まれる場合があり、食べると食中毒を引き起こすことがあります。
- スイカを栽培するための接ぎ木の台木としてユウガオを利用した場合、台木から採れるユウガオの果実には苦味成分が多く含まれることがあります。
症状は?
- 苦味成分を多く含むユウガオを食べると、数時間以内に、唇のしびれ、吐き気、おう吐、腹痛、下痢 の症状が現れることがあります。
ユウガオによる食中毒を予防するためのポイントは?
- 調理前に味見をして、苦味を感じたユウガオは食べないようにしましょう。
- スイカ等を栽培する際に接ぎ木として使用したユウガオの台木から採れるユウガオの果実は食べないようにしましょう。
厚生労働省ホームページ「自然毒のリスクプロファイル:高等植物:ユウガオ」へリンク