新型コロナウイルスワクチンの有効性に関する調査研究のご協力のお願い
研究に関するご協力のお願い
福島県では、福島県立医科大学倫理委員会にて承認された下記の研究に協力します。本県における資料の提供について、関係する皆様の御理解と御協力をお願いいたします。
2022年9月
福島県知事 内堀 雅雄
研究課題名
新型コロナウイルスワクチンの有効性に関する調査研究
研究期間
2022年9月(倫理審査承認後) から 2024年9月30日まで
研究の目的・意義
新型コロナウイルスワクチン接種後の経過期間による有効性を、ワクチンの接種回数およびワクチン接種後の接種期間別に算出することにより検討します。これにより、新型コロナウイルスワクチンの感染予防効果を明らかにし、福島県民をはじめ国民に向けたワクチン接種の促進のための根拠となる基礎資料を得ることを目的とします。
研究対象となる方
2022年5月1日から31日に新型コロナウイルス陽性が確認された福島県民が対象です。
研究の方法
福島県庁において、2022年5月1日から31日に陽性確認された福島県民について、政府が提供するワクチン接種記録システム(VRS: Vaccination Record System)、および新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システム(HER-SYS)を用いて、次に記載するデータを収集します。
- 基本属性(年齢、性別)、居住地(市区町村単位まで)、基礎疾患の有無、喫煙習慣の有無
- 陽性者の陽性判明日
- 新型コロナウイルスワクチン接種回数、各回の接種日
- 陽性者の重症度
さらに、福島県内における、2021年12月2日~2022年5月30日までの各日のワクチン接種回数(1回目から4回目までの各回)のデータを用います。
以上のデータを用い、福島県人口に占める陽性者の割合を、居住地(方部別)、年齢区分(60歳未満/60歳以上)、性別、ワクチン最終接種からの経過日数、ワクチン接種回数、既往疾患の有無、喫煙の有無別に比較します。
研究組織
研究責任者 福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座 教授 安村 誠司
分担研究者 福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座 併任准教授 金成 由美子
福島県健康衛生総室 担当課長
分担研究者 福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座 講師 森山 信彰
分担研究者 福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座 大学院生 齋藤 裕樹
福島県健康衛生総室 医員
この研究の研究事務局は福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座であり、研究責任者は福島県立医科大学公衆衛生学講座 安村誠司です。集められた情報の管理責任者は福島県立医科大学学長 竹之下誠一であり、それらの情報は研究機関で利用され解析が行われます。
試料・情報の提供について
福島県庁の情報は氏名等の情報を削除して、福島県庁内のパーソナルコンピューター内で電子データにより管理されます。研究機関である福島県立医科大学の研究者は、福島県庁内のパーソナルコンピューターを用いてデータを解析します。なお、個人情報提供を行う際の当施設における管理責任者は、福島県知事 内堀雅雄です。
この研究に関する問い合わせ
この研究に関して質問などございましたら、下記の連絡先までお問い合わせください。他の研究対象の方の個人情報や知的財産の保護などに支障がない範囲で、研究計画書や研究方法に関する資料が閲覧できます。
〒960-1295 福島県福島市光が丘1
公立大学法人福島県立医科大学医学部公衆衛生学講座 担当:安村誠司
電話:024-547-1180 FAX:024-547-1183
e-mail:public-h@fmu.ac.jp
試料・情報の利用を望まれない場合の連絡先
試料・情報がこの研究に利用されることについて、研究対象者御本人または代理の方にご了承いただけない場合は、研究対象者とはせずに試料・情報の利用や提供はいたしませんので、下記の連絡先までお申し出ください。その場合でも研究対象者御本人または代理人の方に不利益が生じることはありません。なお、研究結果がすでに医療系雑誌への掲載や学会発表がなされている場合は、データを取り消すことは困難な場合もあります。
〒960-8670 福島県福島市杉妻町2-16
福島県地域医療課 担当:齋藤裕樹
電話:024-521-7238 FAX:024-521-7926
e-mail:kansen@pref.fukushima.lg.jp