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オーラルフレイル

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年5月23日更新

オーラルフレイルについて

 口に関する“ささいな衰え”がつみかさなる状態のことを、オーラルフレイルといいます。

 フレイル(虚弱)とは、体や心のはたらきや、社会とのつながりが弱くなった状態のことです。筋力などの身体機能の低下より先に、社会参加など他者との交流が減ったり、口の機能が衰えること(オーラルフレイル)から始まると言われています。

 口の健康を維持することは全身の健康維持にもつながります。早めの対策で健康寿命を延ばす生活を心がけましょう。

オーラルフレイルの症状

 以下のような症状に、心当たりはありませんか?

 ・固い食べ物が噛めない、柔らかいものばかり食べる

 ・むせる、食べこぼす

 ・滑舌が悪い、舌が回らない

 ・お口が乾く、ニオイが気になる                      

 ・自分の歯が少ない、あごの力が弱い​

 このような、ささいな衰えがつみかさなることでオーラルフレイルとなり、フレイルへとつながっていきます。

オーラルフレイルのチェック項目

 自分の口がオーラルフレイルの可能性があるのかを、簡単なチェックで確認してみましょう。           

オーラルフレイルのチェック項目(Oral frailty 5-item Checklist:OF-5)
Q1

自分の歯は、何本ありますか?19本以下の場合はチェックしてください。   
(さし歯や金属をかぶせた歯は、自分の歯として数えます。インプラントは、自分の歯として数えません。)

Q2 半年前と比べて、固いものが食べにくくなりましたか?
Q3 お茶や汁物等でむせることがありますか?
Q4 口の渇きが気になりますか?
Q5 普段の会話で、言葉をはっきりと発音できないことがありますか?

 5つの項目のうち、2つ以上該当するとオーラルフレイルの危険性が高いです。

 オーラルフレイルは、早期に対策を行うことで口の機能を回復できるとわかっています。気になる症状がある方は、早めに歯科医院を受診しましょう。

かかりつけ歯科医について

 自分の口の状態を把握するために、上記のオーラルフレイルチェック項目とあわせて「お口の健康チェック10」も確認してください!

 ➡ 「お口の健康チェック10」はこちらから ➡ お口の健康チェック10 

 自覚症状がない方も定期的に歯科医院を受診し、口のメンテナンスを受けることが重要です。1年以上歯科医院を受診していない方は、この機会に歯科医院を受診し、かかりつけ歯科医を持ちましょう。

 受診の際には「お口の健康チェック10」の結果を見せることで、歯科医師に口の状態を簡単に伝えることができます。

オーラルフレイル普及啓発チラシ

 オーラルフレイルについて簡単にまとめたチラシを作成いたしました。

 オーラルフレイルチェック項目や、「お口の健康チェック10」の二次元コードも掲載していますのでぜひご活用ください。

 オーラルフレイル チラシ [PDFファイル/1.1MB] 歯のイラスト

 

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