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熱中症予防対策について

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年7月16日更新

熱中症は予防しましょう!

 

熱中症とは・・・ たいよう

 気温や湿度が高い環境の中で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまく働かないことにより、体内に熱がたまり、めまい・体がだるい・吐き気などの症状や、ひどいときにはけいれんや意識障害などがおこります。

 

こんな日は熱中症に注意!

○気温が高い  ○風が弱い  ○湿度が高い  ○急に暑くなった日

 

こんな方は特に注意!

○高齢者・幼児  ○肥満の方 ○持病のある方 ○体調の悪い方  

⇒県内の熱中症搬送者の約6割は高齢者熱中症おじいさんとなっています。 

 

こんな時に起こりやすい!

○大量の汗をかいたとき ○水分補給をしていないとき ○運動をしているとき ○高温の環境で過ごしているとき

○高温多湿環境下でのマスクの着用  ○飲酒後 など

⇒県内の熱中症発生場所の約半数は室内熱中症です!   

 福島県内の熱中症の救急搬送人員数はこちらから⇨ 消防保安課 ホームページから

 

こんな症状があったら熱中症を疑いましょう!

軽度

めまい たちくらみ 筋肉痛 汗がとまらない

→涼しい場所に横になり、衣服をゆるめ、体を冷やし、水分を補給してください

中度 頭痛 吐き気 体がだるい
→軽度の対処に加え、地域の医療機関へ相談してください
  自分で水分・塩分をとれなければすぐに病院へ
重度

意識がない けいれん 高い体温である  呼びかけに対し返事がおかしい まっすぐに歩けない
→すぐに救急車で病院に搬送してください

熱中症予防のために

熱中症予防のポイント

1)急な暑さに注意しましょう

 真夏だけでなく、急に暑くなった日などは、熱中症にかかりやすいので注意しましょう。
 天気予報や環境省熱中症予防サイトの暑さ指数(WBGT)を参考に予防行動をとりましょう。
※暑さ指数とは、人体の熱収支に影響の大きい湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れた熱中症予防のための指標です。

 

2)暑さに強い体を作ろう

夏本番前に、自分の体を暑さに慣らしておくことです。

日頃からウォーキングや入浴などで汗をかく習慣をつけましょう

3)こまめな水分補給を忘れずに  

 のどが渇いたと感じたら必ず水分をとりましょう

 また、のどが渇かなくてもこまめに水分をとるようにしましょう

4)衣服の工夫で暑さを防ごう  

 屋外では、熱を吸収する黒色系の素材を避け、日傘や帽子などでに日差し対策を行いましょう

 普段の生活では、ゆったりした衣服にし、襟元をゆるめ通気をよくしましょう

 なお、汗を吸いにくいワイシャツやブラウスの場合は、吸汗・速乾性の素材を着ると快適になります

5)冷却グッズを上手に使い、より快適に  

 首や頭に水で濡らしたスカーフやバンダナを巻き、気化熱で体温を下げましょう

 また、就寝時にも水(氷)枕や、涼しく就寝できる寝具を用い、暑い夜を快適に過ごしましょう 

6)住まいの工夫で暑さに対応しよう  

 窓を開けるなど、室内の風通しを良くし熱がこもらないようにしましょう

 ブラインドやすだれ、緑のカーテンを用い日差しを防ぐことも効果的です

 また、気温が高い時は我慢せずにエアコンや扇風機などを利用し、室内温度を調節するようにしましょう 

 

7)注意しましょう! マスク熱中症!

 暑い中でのマスク着用は、熱がこもりやすく、喉の渇きを感じにくくなります

 熱中症リスクが高まるため、マスクを外しましょう

 運動をする際にはマスクを外しましょう 

「気象予報士と学ぶ!2024年の熱中症対策」動画の配信について

 厳しい暑さが続いており、熱中症のリスクが高まっています。

 熱中症の危険性や予防対策をお伝えするために動画を作成しましたので、ぜひご視聴ください。

 この動画は、福島県と大塚製薬株式会社の「健康増進に関する連携協定」に基づく取組活動として作成しました。

 視聴時間は、9分36秒です。

 配信期間は、令和6年7月16日(火)~令和6年10月31日(木) 

 動画の視聴は、こちらから https://youtu.be/evWFQy1yfY4

参考資料・リンク先

<熱中症予防リーフレット>
普及啓発資材のダウンロードはこちら(環境省ホームページ)

熱中症ゼロへ((一財)日本気象協会ホームページ)

環境省熱中症予防サイト

熱中症関連情報(厚生労働省ホームページ)
熱中症に注意(気象庁ホームページ)