ヘルプマークの配付を開始します
福島県では、共生社会の実現に向けた取り組みの一環として、援助や配慮を必要としている事が外見からは分かりにくい方々が、周囲の方から援助を得やすくなるようヘルプマークの普及に取り組んでいます。 この度、ヘルプマークを作成し、県内一斉に配付を開始することといたしました。ヘルプマークの普及については、県民の皆様お一人お一人の御理解と御協力が必要不可欠です。県民の皆様におかれましては、このマークを身に着けた方を見かけた場合は、電車・バス内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。 1.ヘルプマークとは・義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることができるマークです。 ・東京都が平成24年に配布を開始したマークであり、現在では、案内用図記号としてJIS規格にも登録され、全国共通のマークとなっています。 ・ヘルプマークにはストラップがついており、かばん等に付けることができます。また、付属のシールに必要な支援等を記載して、マークの裏面に貼付することができます。 (ヘルプマーク) 2.配付開始日平成30年11月1日(木)より、各市町村において順次配付開始 3.配付対象者県内に住所を有する方で、義足や人工関節を使用している方、内部障がいや難病の方、または、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方。(手帳の有無は問いません) 4.配付場所お住まいの市町村の障がい福祉担当課窓口お越しいただき、申し出をしてください。 ※市町村において作成・配付しているところもありますので、詳細は各市町村へ直接お問い合わせください。 ※数に限りがありますので、あらかじめ御了承ください。 5.配付条件(1)御希望の方に無償で配付します。 (2)お一人様につき、1個とさせていただきます。 (3)対象者本人が窓口での受取が困難な場合は、ご家族や支援者等による受取も可能です。 (4)郵送での配付は行いません。 6.ヘルプマークを身に着けた方を見かけたら(1)電車・バスの中で、席をお譲りください。 外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。 (2)駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。 交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。 (3)災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。 視覚障がい者や聴覚障がい者等の状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力での迅速な避難が困難な方がいます。 7.ヘルプマークの普及について県内でのヘルプマークの認知度の向上に向けて、周知用ポスターを作成しました。以下リンクよりダウンロードして使用いただけます。印刷サイズを変更のうえ、チラシとしても使用可能です。 |