介護助手普及推進事業について
介護助手普及推進事業を実施しています
県では、令和2年度より「介護助手普及推進事業」を実施しています。
1 目的
地域の元気な高齢者や、空いた時間を活用したい方々などを「介護助手」として採用する取組を促進することで
介護業務の機能分化を図り、介護人材の確保や介護サービスの質の向上を目指すことを目的とします。
2 介護助手とは
（1）介護助手の業務内容は、清掃や食事作り、片付け等補助的な業務とし、食事介助や入浴介助などの専門的な知識や
技術を必要とする業務には原則として従事しません。
（2）応募や採用に際し、特別な資格は必要ありません。
地域の元気な高齢者や空いている時間を有効活用したい方など、
年齢や性別、介護に関する経験や資格の有無を問わず働くことができます。
（3）福島県が実施する当事業においては、各施設等が直接雇用する雇用形態となっています。労働関係各法に基づき、
適正な雇用管理を行います。
可能な限り継続雇用をお願いしています。
（4）介護助手は法令上必要な人員配置基準には算入できません。
3 介護助手に関するお知らせ（求職者向け）
令和7年度は介護助手募集に係る折込広告を3回発行します（6月、10月、1月）。
詳しくは福島県福祉人材センターホームページでご確認ください。
（または「福島県」「介護助手」で検索）
4 介護助手に関するお知らせ（施設向け）
（1）介護助手募集の広報支援事業
県では、介護助手募集の折込広告に掲載を希望する県内の介護施設、事業所を募集しています。
詳しくは、福島県社会福祉協議会のホームページでご確認ください。
（または「福島県」「介護助手」で検索）
（2）介護助手受入体制づくり支援事業（随時相談受付中）
介護助手の受入を検討しているけれど、初めての取組なので不安がある、
既に介護助手を受け入れているけれど、これまでの取組を改善したい、と考えている施設等を対象に、
受入体制の整備や、体制の見直しができる事業を実施します。
また、お申し込みいただいた事業所からの、介護助手の導入・採用にあたっての相談も受付けます。
申込先：社会福祉法人 福島県社会福祉協議会
※介護助手導入の実践事例集 [PDFファイル／4.03MB]
※介護助手導入にために役立つ資料（動画、手引き等）はこちら！
（3）情報交換会（結果報告）
介護助手導入施設・事業所の事例紹介や情報交換を通じて、介護助手の導入を検討、又は既に導入している施設・事業所の不安や疑問を解消していただくことを目的に、下記のとおり、情報交換会を開催しました。
▶開催日時・会場・参加者数
〇日時：令和6年9月2日（月曜日）13時00分～15時30分
○会場：ビッグパレットふくしま 3階 中会議室Ａ
○参加者数：18名（15事業所）
▶内容（講義、事例紹介(1)・(2)、情報交換）
▶アンケート結果（要旨）
○地域の多様な人材を活用し、先進的に介護助手を導入している施設から体制整備、効果等の発表により、介護助手導入について具体的に理解を深められた。
○導入に関する担当者同士がグループワークによるディスカッションで情報や意見交換をすることで、課題の共有や解決策のヒントを得ることができた。
（4）介護助手導入の効果検証結果
県内の介護施設・事業所及び介護職員を対象にアンケートを実施し、介護助手導入が介護職員の負担軽減、介護サービスの質の向上、介護人材不足の解消等に及ぼす効果を検証しました。
本調査から、介護助手を導入することにより、介護職員の業務負担軽減や介護サービスの質の向上、介護職員の人材不足解消に一定の効果があることがわかりました。
また、介護職員が介護助手と一緒に働くことで、精神的健康状態（主観的幸福度）や仕事満足度が高まるなどの有益な影響があることが明らかになりました。
※「介護助手」導入の効果検証調査報告書 [PDFファイル／1.57MB] [PDFファイル／1.57MB]
※「介護助手普及推進事業」は、福島県が社会福祉法人 福島県社会福祉協議会に委託して実施しています。
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